「つぶれない働き方」の教科書 / 吉岡俊介

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http://www.penguin-diary.com/entries/2015/04/12

では急に夢とか仕事とか言い出したので、ここに至る経緯を少し書こうと思いました。

その時読んでいた本がこちらの、

産業カウンセラーが教える「つぶれない働き方」教科書』でした。結構最近出た本です。

産業カウンセラーが教える 「つぶれない働き方」の教科書

産業カウンセラーが教える 「つぶれない働き方」の教科書

 
もちろん、抑うつ状態にある全ての人に対する解決策になるとは思いませんが、
僕にとっては重要なことが書いてあるように思えました。
 
産業カウンセラーとして様々な人を診てきた経験を踏まえて、
   その方々に共通する特徴を整理して、伝えてゆく」
 
という帰納的(って言うのかな?)なアプローチがしっかりしていて、
説得力がある本だと思います。
 
この手のビジネス書カテゴリに並んでいる本は、
「結局潰れる人は⚪︎⚪︎なんだから、こういう生き方に変えればいいんだよ!ビバ俺の生き方!」
みたいなものも結構多い気がしていて、あまり切実な読者に向き合っている感じがしないのですが
(僕が読んだ本がそうだっただけかもしれませんけれども)
この本は根拠の説明が具体的なので、腑に落ちました。
 
論旨としては、
「義務感や向上心、現状の自己を否定してもっと良くしていこうとする"タテモード"」
「自己肯定的で、感情を素直に出しても良い、リラックスした"ヨコモード"」
の二つに生活は大別できるとしていて、
理想状態はこの二つのモードのバランスが取れている(大体同じくらいの時間数を使っている)
状態だと言っています。
 
タテモードに傾きすぎると、
段々自分を抑圧するプレッシャーが度を超えていって、所謂うつ状態になってしまうと。
 
だから例えば、
「働く時間数が長くてもヨコモードが取れている人」はうつにならなくてもおかしくないし、
「家に帰ってはいても、家事や子育てで義務感から離れられない人」はうつになってもおかしくない。
みたいなことが書いてあります。
 
「ワーク」と「ライフ」のバランスではなくて、
「タテ」と「ヨコ」のバランスとして考えると、うまく整理がつくんじゃないかということです。
 
感覚的に、うつの原因は何かしらの抑圧
(例えば、オナラを我慢していたらお腹がおかしくなっちゃうのと同じ構造)
にあると思っていたので、ここがうまく説明されていてしっくりきました。
 
具体例にはかなり男性の話が多く「男は⚪︎⚪︎せねばならない!」
的なちょっと古めの思考を原因の一端と書いていますが、現代では十分女性にも当てはまるはずです。
(女性の方はやや読みづらいかもしれませんが)
 
言われてみれば当たり前なんじゃないかと思いきや、
僕は9割くらいはタテモードで生きているなと気付かされました....。
 
もうちょっとリラックスして生きようと思います。笑